こんにちは! 主事のまるです。
2023年9月3日(日)に、『かきのきけん玉教室』を開催しました。けん玉の教室を開催することは今回初めての試みです。
ありがたいことに13名もの方が参加してくださりました。小学生だけでなく、中学生や大人の方もおられて、とても嬉しかったです。
今回は、日本けん玉協会島根県支部から3名のけん玉名人がお越しになられました。
最初は基本の技「大皿、小皿、中皿、ろうそく、とめけん、ふりけん、ひこうき、日本一周、世界一周、灯台」を教えていただき、一通り練習しました。
技の練習が終わったら、最後に「けん玉道検定」を実施しました。けん玉は、実はただの遊びではありません。
技の研鑽に励み、自己を成長させる、れっきとした「道」なのです。礼にはじまり、礼に終わります。きちんと、級位・段位が設定され、さらなる高みを目指すこともできます。
ということで、教室の参加者の皆さんも検定を受けました。いざ検定が始まると、緊張感が走ります。10回中3回成功させないといけないというプレッシャーの中では、練習どおりにはいきません。
それでも、7級、6級を取ったり、いきなり4級を取る強者(大人)も現れました。初めてで4級はとても凄いです。
開催するに至った経緯を少し説明させていただきます。
昨年の春(今から1年半前)に、柿木小学校の先生と年間の計画を立てていた時、1年生の授業の中に「昔遊び」があり、「お手玉やおはじき、コマやけん玉の名人さんをお呼びして、子どもと交流する時間を作りたい」と相談がありました。
早速、昔遊びを教えられる地域の人を探したところ、お手玉、おはじき、あやとり、コマはすぐに見つかりました。しかし、けん玉だけは見つかりませんでした。
どうしようかと悩んでいたときに、ふと「あ、誰もいないなら、自分がやればいっか!」と思い立ちました。
元々けん玉に興味は持っていたのと、幸いにも僕にはけん玉道六段の知り合いがいたので、その人に教えてもらいながら練習していけば、授業当日(大体7ヶ月後)までには十分できるようになっているはずだと思い、始めました。
そして、けん玉道六段の人に相談をしたら快く「一緒にやろう!」と言ってくださりました。そして、気づいたら僕は「日本けん玉協会島根県支部」の広報役員になっていました。
そういう経緯があり、日本けん玉協会の広報担当としてけん玉の活動をしているうちに、徐々に「吉賀町でも自分でけん玉を通して交流する場を作りたいな〜」と思うようになりました。
その気持ちを協会の皆さん(5~6名)に伝えたところ、「やりましょう!」、「応援するよ!」と言ってくださり、吉賀町まで来ていただくことになりました。
けん玉は子どもから高齢者まで、全ての人が気軽にできて、なおかつ集中力が養われ、健康にも最適です。高みを目指せば、世界大会もあります。全ての人にチャンスがある競技ですので、今後も継続的に取り組んでいきたいと思います。
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