こんにちは! 主事のまるです。
2023年9月11日(月)に、吉賀町の公民館関係者と廿日市市の公民館関係者の合同研修に参加しました。廿日市といえば、けん玉の聖地です。
お土産をいただきました。
廿日市市の浅原地区という500人規模の地域(「浅原中央活性化センター」という建物)が今回の会場でした。
研修が始まるまでに時間がたっぷりとありましたので、活性化センターの隣にある「浅原交流会館」の中を見学させていただきました。中には、カフェスペース、産直市、山村コンビニなど、さまざまな機能が集約されている素敵な建物でした。
ちょうど2週間ほど前に、柿木地域の個人商店が「2ヶ月後に閉店をする」という張り紙を出しました。地域の皆さんの中で「買い物」に関して問題意識が高まっている状況です。ですので、「山村コンビニ」や「移動販売車」は、とても興味深い事例でした。
あと、浅原地区の皆さんが「このまちの理想像」を時間をかけて話し合い、理想を絵にしたものが交流会館と活性化センターに貼られていました。描かれている人物は、実際にまちに住んでいる人をモデルにしていて、地域の人は「これは自分だ」「これは〇〇さん」とわかるそうです。
とても良いなと思いました。
研修の時間が訪れたので、活性化センターに戻りました。廿日市市の職員さんや、今回のゲストである「公民館のしあさって」の編集者さんもお越しになり、車座に座った状態で研修がスタートしました。
研修の内容は、「公民館のしあさって」という書籍を事前に読んできて、気になったり、印象に残った部分を、みんなにシェア(お話し)するというものでした。本がとても興味深くて、付箋を貼りまくり、線も引きまくり、「ここを言いたいな〜」とソワソワした状態で臨みました。
そして、かなり喋りました。15人くらいの参加者がいて、司会者が「それぞれ、この章で何か言いたい人はいますか?」と話を進めていくフリートーク形式だったので、何回も手を挙げて話をさせていただきました。それくらい面白い本であるということなので、是非みなさんも手に取ってみてください。
本書を読むと、公民館がいかに大事な存在であるかがわかります。そうはいっても、僕自身も公民館に勤めるようになってから初めて「何をする場所なのか」を知ったくらいですので、日本全国の大半の方は「公民館」を知らないのが現状だと思います。
今回の研修会(読書会)を経て、「自分もこの本を使って、みんなと読書会をしたいな」と思ったので、興味がある方は是非、一緒に読み合えたら嬉しいです。
そして、帰り際に編集者さんに「ありがとうございました!」と感謝の気持ちをお伝えし、少しお話をしたところ、「呼んでいただけたら、いつでも島根に行きますよ」と言ってくださりました。
読書会をちょこちょこと開いて、みんなで「公民館のしあさって」を読み合い、「編集者さんを呼びたいね」という空気を作れるようにしたいです。
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