しめ縄の舞台裏-2

 

 

 こんにちは!主事のまるです。

 今年初の雪が振りました。嬉しいような辛いような......。とにかく寒いです。寒い中、今日も元気にワラをそいでました。





 僕の頭の中では前回大好評だったワラをそぐ話。今日もその話を書かせていただきます。


 エピソード1 ↓↓




 ワラの量に対して、それに挑戦する人の数が圧倒的に少なすぎます。たった2人、しかも僕は他の仕事もあるので出たり入ったりして、ほとんど戦力になりません。これでは明日(16日)のしめ縄づくりには間に合わないかもしれないのです。間に合ったとしても、一日中、寒い外でひたすらにワラをそがなければいけません。それは精神的にも身体的にもまいります。




 というわけで、相談しやすい地域の方に連絡をしてみました。すると、来てくれました。こういう時だけ呼んで都合のいいような感じで気が引けますが、快く来てくださって本当に有り難いなと感謝です。



 


 3人で無心にワラをガシガシとそぎます。

 そして、一人でも欠けると辛くなる作業にも関わらず、僕は開始早々30分程度で離脱します。打ち合わせで抜けてしまいました......。人を呼んでおいて自分はさっさと抜けてしまうなんて、最低だと思います。すみません。



 


 昔から作っていて、慣れている方がいるのは本当に心強いですね。1時間くらい経って戻ってくるとだいぶ進んでいました。



 


 そして、何かおもむろにワラをねじり始めます。



 


 こうやってワラでワラの束を結び止めて、ここから捻っていくことでしめ縄になっていくのですね。去年もそうでしたが、なぜか「おぉ〜!」って思う瞬間です(自分だけ?)。



 


 しめ縄は1年に1度しか作りませんから、1回覚えただけではすぐに忘れてしまいます。僕は去年初めて作り方を教えていただきましたが、ほとんど忘れていたので、また覚え直しています(見れば「あぁ〜、こうだったな」と思い出します)。




 しめ縄は左巻きでなければ縁起がよくないとか、準備する材料とか、細かい部分はよほど意識しない限りは忘れがちなので、ちょっとでもこのように書き記していればいざという時の役に立つかなと思います。




 皆さんにとっても、しめ縄を作る際の参考になれば嬉しいです。

かきのきダイアリー

アユが泳ぐ高津川と有機農業の郷「吉賀町柿木村」の柿木公民館です。都会では経験し得ない田舎生活の魅力と楽しみをお届けします。都会に住んでいる人には田舎の魅力を、田舎に住んでいる人には地元の良さの再発見を。

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