みんなが楽しみにしている鮎は、人の手で優しく放流されています

気づけば解禁日までカウントダウン 


こんにちは、主事のまるです。
 気づけばもう4月後半。鮎の解禁は6月1日です。
「まだまだ大丈夫だぁ〜」と、のんきに過ごしていたところへコロナショック。目まぐるしく変化していく世の中についていくだけで精一杯になり、ハッと気づいたらGWが目の前まで来ていました。やば〜。



 鮎釣りを開始してから、今年で3年目になります。初年度は神戸から吉賀町へ通っていたことから3〜4回しか川に入れず、


昨年は公民館主事1年目で大変だったり、米作りを学んだりなど、他にも色々と初めての事だらけで川に行く余裕がなく、4〜5回程度。

3年目の今年は、そろそろ本気で取り組まなければ、サポートしてくださっている周りの方々にいよいよ呆れられてしまいます。

僕としてはそれは恐い。
とりあえず、動画を見て勉強をしてみます。がんばります!!!!!!!


【引用元】https://www.youtube.com/watch?v=QCh0sTPZge8



はじめての”ほうりゅう”

というわけで、本日は「鮎の放流作業」に同行させていただきました。

 昨年映画にもなった、島根県西部を流れる「高津川」は鮎が有名です。6月〜9月までは全国から鮎釣り師が訪れる川となっています。 


ただ、全国の川も同じだと思いますが、年々、天然の鮎(地元産)が減少しているようです。
吉賀町の人たちが、「いよいよ、鮎がおらんなったな」と言っているのをよく耳にします。
なので、今は人の手で育てた鮎の稚魚を放流しています。
 


僕の鮎釣りの師匠は館長ですが、本当の師匠(知識・技術面において)は、よく公民館に来て下さる地域の方です。その師匠から「おぉい、今度鮎の放流やるから君も手伝いんさい」と言われたので、これはいい経験だと思い「はい!」と即答し、やることになりました。


 毎年、小学校行事として小学生とも放流をしているので、本来なら僕も去年の間に放流を体験しているはずだったのですが、昨年は他の予定と被ってしまっていたことからずっと未体験のままでした。 


鮎の放流は、1日だけでなく何回かに分けて行なわれるそうです。
今回は、5万匹を放流しました。 


トラックの上の水槽



暗くて見えませんね



開けてくださいました



ピチピチのアユ



トラックの荷台に乗せられた水槽から、バケツに1000匹ずつ入れて、川まで運んで行きます。
手伝いのために集まっていた漁協の皆さんは平均70歳なので、25歳の僕は歓迎されました。もちろん労働要因ですが、歓迎していただくのは嬉しいものですね。

普段関わることがない方ともお知り合いになることが出来たので、とても良かったです。
 

なんかカッコいい!色んな色があって戦隊ヒーロー大集合みたい。



前日の暖かさから一変して、とても寒かったんですよね。水温が低いせいか、鮎も動きが鈍かったですね。僕はあまり良くわかりませんでしたが、みなさんが「川上に行かずに、下にいっとるんじゃなぁか」と心配していました。




無事に第一回目の放流を終えたので、元気に成長してもらいたいです。  


かきのきダイアリー

アユが泳ぐ高津川と有機農業の郷「吉賀町柿木村」の柿木公民館です。都会では経験し得ない田舎生活の魅力と楽しみをお届けします。都会に住んでいる人には田舎の魅力を、田舎に住んでいる人には地元の良さの再発見を。

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