3.11「Hope of Tohoku」

「Hope of TOHOKU アクセスバーズday」



こんにちは、主事のまるです。

3月11日は、日本人が忘れてはいけない「東日本大震災」の日です。

2011年3月11日に発生したので、2020年で9年となります。


僕は当時高校1年生で、その日は学校が休みだったので家族と一緒にリビングでテレビを見ていました。


14時46分18秒(時間は調べました)、突如大きな揺れを感じ、リビングの食器棚がガタガタと今にも倒れそうなほど揺れたので、生まれて初めての恐怖を感じたことを覚えています。


人間は幸せなもの(特に僕のこと)で、これだけ「忘れてはいけない」と言われていても、やはり時が経つにつれて「忘れそう」になります。

毎年毎年、3月11日になると話題に上がることで再び危機感を持つことができるという・・・何とも困ったものです。


吉賀町には、東日本大震災を機に移住してきたり、東北と縁のある方がおられます。

今回、「Hope of TOHOKU アクセスバーズday」を実施された樋口ふみさんは、宮城県出身です。



ふみさんは、災害への危機管理能力が抜群に高いです。その様子は、こちらの津和野のレストラン「糧」さんのブログに記載されているので、こちらも合わせて読んでみて下さい!



故郷の宮城・東北に想いをよせて

イベントは、吉賀町の有機野菜を使った美味しい料理が食べられる「草の庭」さんで行なわれました(定休日なので、「アクセスバーズ」のみ)。

「草の庭」の敷地内に建っている小屋を、リラクゼーションスペースとし、そこでアクセスバーズの施術をされています。「身体にやさしい食事×リラクゼーション」の提案として、ふみさんのアクセスバーズの施術の他、今後はオーナーの娘さんの”楽健法”という足踏みマッサージなどもしていきたいそうです。


「草の庭」さんに関する記事はこちら



今回は、どのような想いでイベントをされたのでしょうか。

「Hope of TOHOKU」のとても素敵なチラシがあったので、そこから引用します。



東日本大震災から9年。
故郷の宮城・東北に想いをよせて。
(略)
この日いただいた施術代を、すべて、
東日本大震災の被災地の子どもたちに寄り添う支援をされている、
ハタチ基金さんに寄付させていただきます。
また、施術後の飲みものは、仙台出身・現在は北海道で炭火自家焙煎の

珈琲豆屋を営む友人夫婦「みちみち糧や」のコーヒーを。

ふるさとを思い、震災復興を願って焙煎する「てとてブレンド」

“リラックス”や“美味しい”の、その先を、

東北の子どもたちと未来に繋ぎます。

ふるさとを想う気持ちに溢れたイベントです。


アクセスバーズって?

「アクセスバーズ」って聞いたことありますか?

「どこにアクセス?バーズってなに?」僕はよくわかりませんでした。

これもチラシに書いてありましたのでお伝えします。


アクセスバーズは、頭部を指先で優しく触れるボディワーク。
思考や感情の落ち着き、眠りのつきやすさを感じる方が多いことから
「脳のデトックス」とも呼ばれています。


「脳のデトックス」!?

あれこれ考え込んで頭の中がグチャグチャな、神経質の僕には必要な要素です(笑)


こちらがFacebookのイベントページ(参考に)



あなたも無意識に自分を守っていませんか?

受けてみた率直な感想

「とてもスッキリしました!!!」



過去、実際に施術を受けた方の中には、


  • 「人生観が変わった!」
  • 「思考のチャンネルが切り替わった!!」
  • 「これは婚活に活かせる!!!笑」


と、大きな変化を得ているようです。

僕はそこまで大きな変化は感じられなかったので、不安な様子を醸し出していると、ふみさんから面白いコトを教えていただきました。


「体感は人それぞれで、施術中に変化を感じる方もいれば、翌日や数日後に効果を感じる人、人や情報などの引き寄せという形で現れる方も。イメージとしては、玉ねぎの皮を一枚一枚むいていくようなもの。皮が何層もあればそれだけ時間がかかったり、皮をたくさん重ねている人は、無意識に自分を守るための皮(鎧)を厚くしているかもしれないね。」

それを聞いて、

「あ、僕って、自分のことを守っていたんだ」と気づくことが出来ました。


施術の様子

施術時は写真が撮れませんので、文章のみでお伝えします。


①まずは、左手で後頭部に手を置かれ、右手の指先でおでこに手を置かれます。
この時点で、なんだか頭がぽーっとしてきます。


②次は、足の土踏まずあたりに指先を置かれます。くすぐったいです。
そして、お互いの中指を手のひらに置きます。少し緊張します。


③耳の裏あたりに指先を置かれます。
ここはクリエイティブを司る場所。少し反応があった。と言われました。嬉しい。
手をおく場所にも意味があることを教わりました。


終わった直後は、頭がぽーっとして、意識がふわふわ飛んでいる感覚に陥りました。

ふみさんいわく、「施術を受けている人は、意識が瞑想に近い状態になることも。施術後”スッキリ!”という人も”不思議”、”ふわふわする”という人もいるんだよね」。


施術後は、“てとてブレンドコーヒー”(手と手という意味)をすすり、“クッキー”を食べながら、ふみさんとまったりとお話をしました。 震災当時のことも教えていただきました。


大きな揺れで近くの空き地に飛び出すと、立っていられない程の強い地震。縄跳びのように跳ねる電線や、ドミノのように倒れる自動販売機。目の前で屋根から崩れてくる瓦などを見ながら「死ぬかも」と感じたそう。水、電気、ガス。ライフラインはすべて断絶。
避難所で寝泊まりしたり、地域のお店も軒並み閉店して買い物が出来ない状況も。

 

ふみさんの地元は、海に隣接した地域で、地震、津波。そして大規模火災。 実家は高台にあったので津波は免れたものの、海の近くに住んでいたお姉さんのアパートは、跡形もなく津波に飲み込まれたのだとか。 家族の安否がわかるまで、1週間ほどかかったそうです。



「アクセスバース」すごい!!!

自然に囲まれた静かな小屋で、アクセスバーズで頭がデトックスされ、施術代金は被災地へ寄付されることで僕の心が浄化され、超リラックス時間(言葉として合ってる?笑)でした。

震災で心に傷を受けたふみさんだからこそ、このように自分と向き合い“リラックスすること”に関心を持たれたのだなと、個人的に感じました。


ふみさんの「アクセスバーズ」はとてもおすすめです!

オーガニックカフェ「草の庭」さん、「糧」(津和野)さんでの体験会の他、個人施術や出張なども相談にのってくれるようです。


イベント情報やお問い合わせなど、Facebookページ(ふみさんが「Wasanbon」という屋号で活動をされています)を覗いてみてください。


さらに!!!

ふみさんが、「美しさ・心地よさ・こころよさ」をコンセプトにしたメディアを立ち上げらました。

今後、島根のスポット、人、食べ物を通して、皆さんへ”くつろぎ”を提供されるそうなので、ぜひチェックして下さい^ ^

かきのきダイアリー

アユが泳ぐ高津川と有機農業の郷「吉賀町柿木村」の柿木公民館です。都会では経験し得ない田舎生活の魅力と楽しみをお届けします。都会に住んでいる人には田舎の魅力を、田舎に住んでいる人には地元の良さの再発見を。

0コメント

  • 1000 / 1000