冬休み特別版!?
こんにちは! 主事のまるです。
毎月、柿木公民館が小学生を対象に実施している「プレーパーク」。いつもは、第4月曜日の放課後に行なっていますが、12月は2回(21日、28日)開催をし、28日は冬休みだったので1日中外で遊ぶ時間にしました。1〜6年まで幅広く、22名の参加でした。
『柿木村の理想郷』
夏は川ですが、川のシーズンが終わるとプレーパークの舞台は山へと移ります。幸いにも柿木公民館から徒歩7〜8分のところに凄く素敵な広場があります。「100年の森(通称:中山)」と呼ばれる場所です。
地域住民(今では一人で)が地道に地道に整備をしてくださっているおかげで、子どもたちと一緒に楽しく遊べる環境となっています。
どんどん新しい遊び場ができていくので、子どもたちも大喜びで遊びに夢中です。焚き火で火遊びも出来ます。都会では苦情殺到の遊びがここでは好きなだけ思いっきりできるので、都会育ちの僕にとっては理想の空間そのものです。
焚き火とネイチャーゲーム
午前中は寒いので、まずは焚き火。火を付けることに一生懸命の子どもたちの姿がなんとも頼もしいです。僕は柿木村に来てようやくバーベキューの炭熾しができるようになり、今では火を付けるのが平均よりも少し上のレベルになりました。
子どものうちから火をつけられるようになっていれば、それだけでもとても貴重だと思います。人類が大きく進化する要因にもなっている「火」は、どこか人を惹き付けるものがありますね。館長も火遊びが大好きです。
今回は豪華なことに、「ネイチャーゲーム」の指導者が遊びに来てくださっていました。ネイチャーゲームはその名の通り、自然をテーマにした遊びです。五感を養うことができるので育ち盛りの子どもには最適です。大人も楽しむことができるのが良いところですね。
「ノーズ」(出題者がなりすましている動物を当てるクイズ)や「カモフラージュ」(自然の中に隠されている人工物を見つけるゲーム)で、子どもたちも楽しそうにしていました。
豪華なお食事
他の場所のことを知らないので大げさかと思いますが、柿木公民館に関わってくださる方は、「地域のためなら」と思って行動される方がほんとに多いです。
食事についても、女性陣が張り切って作ってくださいました。また、館長も自分で作った「シイタケ」や12月に網で獲った「ハエ(オイカワ)」を持ってきてくださったので、みんなで焼いて食べました。
とても贅沢な時間です。これにお金を払わなくてもいい環境が素晴らしすぎます。こういうのをプライスレスと言うのでしょうね。
もちろんその分、僕も働きますよ〜!
自由に思いっきり遊べる場所
お腹がいっぱいになった子どもたちは、すぐさま遊び始めます。元気です。僕にもああいう時代があったのでしょうね。まあ、今でも子どもたちと一緒に遊んでいるので昔も今も大きく変わりませんが。
午後からは思いっきり自由に遊ぶ時間なので、各々が好きなように遊んでいました。泥遊びをする子がいたり、アスレチックで遊んだり、焚き火でまったりしたり。
都会も田舎も、思いっきり遊べる場所がどんどん減ってきている気がします。特に近年では、クマが人里に出没するので秋は外に出ることさえ難しい状況です。
プレーパークが終わったあとに、保護者の方にも「子どもが喜んで帰ってきたので、とても良かったです」と連絡をいただいたりもしました。そのような声をいただくと、「あぁ〜、やってよかったな。もっと頑張ろう!」と思えます。
僕自身もスキルを高めて、より充実した遊びの時間を作れるようになります。そのために、今は時たま三瓶に通って勉強しています。
ギャラリー
プライバシーの都合上、ぼかしを入れています。もっと子どもの笑顔が見たい方は現地へ遊びにいらしてください。
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